タバコ |
タバコをもりもり採って干す | ( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 ) |
これがタバコ畑。高いもので2メートルぐらいあるでしょうか。 ここは上山市狸森(むじなもり)の菅(すげ)地区。この地区の戸数はわずか5軒です。 |
写真に写っている人は、今回お邪魔した平吹さん。 タバコは規制産業という事もあり、昔ほど厳しくはありませんが、今でも栽培本数まで管理されているそうです。 |
こうやって、途中からざくっと切ります。 |
切り口。 |
軍手はタバコのヤニでべとべとになります。 |
何十本か切ったら筵でくるんで運びます。 |
ちゃんと働いてます。 |
切る→まとめる→運ぶ→トラックの荷台に置く、の繰り返し。かなりの重労働です。農作業に参加するたびに思うけど、僕らはみんなでわいわいやるから楽しいけど、これを広い畑で一人でやるのは孤独な作業だなーと思います。 |
こうやってビニールで覆う事で、雑草の発育を防ぎます。 |
タバコの花。てっぺんに咲きます。 |
これは雑草。 |
左の人は平吹さんの奥さんのお兄さん。 |
車の音とか、人口的な音は一切聞こえません。電線も見えない。ただ山と畑だけ。 |
切ってきた茎つきの葉タバコを、こうやって金具にグサグサさしていきます。 |
すばやくグサグサしていく平吹さんの奥さん。 |
ビニールハウスの中で、こうやって干します。干す間隔は経験に基づく微妙なノウハウがあるそうです。 |
お昼へ出発。 |
平吹さんのお宅でお昼を頂きました。左から芋煮、菊の花のクルミあえ、ぜんまいの煮物。 |
ふきの煮物、パスタに見えますが実はカボチャの細切りサラダ、なんとも上品な梅の甘煮。 |
お昼の後のお散歩。近くの小さな小川です。この辺りには、人が入れるぐらいの洞窟が何箇所かあるそうです。 |
この辺りは特にたくさんいました。イモリ。 |
カエル。 |
今そこで、もいできたトマト。美味しくないはずがありませんね。 |
午後も同じ作業。午前中は男の子が外、女の子が中の作業だったので、午後は交代です。摘んだ葉は、最初にビニールハウスで干した後、暖房をきかせているこの部屋に移してさらに乾燥させるわけです。この部屋はニコチン臭が相当きつく、私はタバコを吸わないので、数分でちょっと気持ち悪くなりました。 |
タバコ畑のあぜ道に植えている花。 |
葡萄いただきました。おいしかったですねー。 |
これがお昼で細切りサラダになってたカボチャ。 |
参加者と平吹さんの奥さんとお母さん。ちなみに、ここには平家の落人が隠れていたという伝説があり、お二人も平家の末裔かも。 |
今夜は公民館で宿泊なので、温泉旅館のお風呂を借りました。 |
公民館でそば打ちスタート。 |
蕎麦粉に水を加えていきながらかき混ぜます。
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今度はこねます。
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コネていくと、こんな風になります。
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水を加えてコネた後、棒で伸ばしていきます。左の鉢巻の人はそば打ち名人の大風さん。 |
これは私(貴山)。
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亀裂が入らないように気をつけながら、さらに薄くのばしていきます。 |
左が今回お世話になった平吹さん、右が参加者。最後に切るところです。 |
定規みたいなもので間隔をとりながら切っていくのですが、参加者のものはどうしても太くなりがちで、茹でるとさらに太くなるので、きし麺みたいになってました。 |
昭和43年12月24日に農協が公民館にプレゼントした時計。 |
ねぎも刻んで、 |
最後に茹でて終わり。 |
ピーマンとにんじんの炒め物も。
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山盛りの蕎麦を目の前に、宴会スタートです。地元の方も10人ぐらい来て頂きました。 |
地元の方。 |
参加者。 |
参加者と平吹さん御夫妻。
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市役所の井上さん×2と参加者。
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焼酎を蕎麦湯で割った「そば焼酎」。蕎麦粉に相当の自信がないとできません。 |
ムム! |
こ、この味は、、、 |
今回は地元の方に寝袋を貸して頂いて、公民館宿泊です。宴会が終わってみんなが寝静まった後、地元の方と1時間ぐらい話してから私が部屋にいくと、イモムシのようにもぞもぞしてました。 |
タバコ |