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田舎時間を終えて,,,

田舎時間を思い出す
真野秀太

27歳,男性,総研勤務(地球温暖化問題調査に従事),東京都在住

今回で3回目。田舎時間は毎回その時々の特徴があって面白いです。
今回はよく食べ、よく乗りました。

長沼さんのお宅で、林檎畑の徒長枝切り(とちょうしぎり)のお手伝いを少しさせて頂きました。お昼には生まれて初めて蕎麦打ちに挑戦しました。
いつの間にやら、蕎麦のはずがうどんに...7名で2キロの蕎麦を平らげ、強烈な睡魔に襲われつつ、午後の作業に。昼間と夕方の境目の時間、少し涼しく太陽が傾きかけたころに林檎の木の間から見る空と山の美しさは格別でした。
そして夜は、長沼さんお手製のバーベキュー台を使って、取れたての野菜でバーベキュー。火力が弱く、皆、カレンダーを筒状にして自慢の肺活量を生かし、火起こし-酸欠になりそうでした。たらふく頂いた後、炊いていたご飯を発見。「もう無理…」と諦める空気が流れたところで、お米は北澤さん家のお米と分かり、もりもり食べる。取れたて野菜はなんでも甘みがあります。

二日目はサイクリング三昧。林の中に突如現れた不動尊、澄み切った川を渡る沢登り、たどり着いた唐滝。息もできないほど冷たい水でしたが、本当にマイナスイオンいっぱいで本当に最高の気分でした。運動の後の巨大おにぎり。ここでも胃袋拡張に挑戦しました。
帰りのなだらかな下り坂のスーパー農道を走りながら見る田園風景はどんなものにも勝ります。蝶々が、トンボが、雀が飛び回る田んぼの中を走ると本当に心が和みます。

田舎時間に参加するといつも心地の良い疲労感が必ず得られます。オフィスワークでいつも感じる疲労感とは全く違って、すがすがしい疲労感です。
この心地良い疲労感を得にまた上山を訪れようと思います。
長沼さん、二人の井上さん本当にありがとうございました。

清水麻記

30歳,女性,博物館勤務,東京都在住

田舎時間を体験して、三つのことが心に残りました。

一つは、自然を五感で感じられたこと。あるべきものがあるべき姿で存在していました。
田舎時間の自然は元気でした。風は、何もまとわりつけていないさわやかな風。
東京のビルの間から見える奥行きの狭い空ではなく、空はとっても広かったし!
風が風で、空は空。滝壷の水は、きれい過ぎて、冷たすぎてしんじゃいそうでした。
人間は水が冷たいと息ができないんだ、と体でわかりました。
それから、上羽が黒で、下羽が紫や緑の華麗な蝶々がたくさんいました!
五感で感じる”ほんもの”の経験は、レセプターである私たちに埋まりきらないくらいのいろんなエネルギーを投げ込んでくれます。

二つめに田舎時間で考えたことは、ユニヴァーサル・ラングエージ(Universal Language)です。
私は博物館で働いているのですが、博物館には、年齢や文化に関係なく、子どもたち、大人、おじいちゃん、おばあちゃん、外国の人などさまざまな人たちが来館するので、年齢や文化に関係なく、一緒の時間を共有できる同じ言語(食べ物、音楽、映像など)、すなわち、ユニバーサル・ラングエージを話して、みんなで楽しもうよ、ということがよく言われます。
田舎時間でみんなが楽しいと思うことは、一緒に食べるシソで巻いたおにぎりだったり、湧き水で冷やして食べた葡萄だったり、りんごの枝を切っているときのりんごの木のいいにおいだったり、一緒に見たきらきらした川と緑の風景だったりー。
田舎時間のユニヴァーサル・ラングエージの豊かさを感じました。

三つめは人との交わり。はじめてお会いする人ばかりだったけれど、同じ作業・時間を通して幸せな時間を共有することができました。
一緒にごはんをつくっている時間。
おいしいものを「おいしいね」と言いあって食べる人がいることって、本当に幸せです。
それも、とびきりおいしいものを!
お世話になった長沼家でも、お昼ご飯に「はっ!」と気づくとどこからともなく何人か増えていたり-。
楽しくておいしいところには、人は集まってくるんですね。
一緒に行った人たちとも、リンゴの枝を切っている時に、「赤毛のアン」に出てくるりんご畑の話になり、『そうだったね』なんて話すのも素敵な一瞬でした。

これまで東京以北に行ったことがなかったのですが、田舎時間を通して、四国の祖母・祖父のいる町、育った田んぼや川の風景を思い出しました。
日本地図が自分の中でつながる感じがしました。
それから脚立に上って、リンゴの葉っぱと枝の間から顔を出して無心になって木を切る作業は、最近の経験の中ではとても新鮮で、労働って本当は気持ちいいものだなぁ、と思いました。また行きたいです。
こんなに気持ちよいことを思いついた貴山さんと教えてくださった上山市の皆さんに感謝。

野上絢子

27歳,女性,商社貿易事務,東京都在住

平吹さんちの玄関口の石段に腰掛けて、
真っ青な空を見上げながら、不思議な気持ちで一杯だった。
私はどこにいるんだろう?

村の人は「静かでびっくりしただろう」と笑ったけれど
むしろ驚いたのは、その賑やかさ。
都会とは違う音の洪水。
畑の虫の声、鳥の羽音、道端の水のせせらぎ、
そして目に見えない自然のざわめきが風をつたって、
「そと」から来た私に、ひっきりなしに語りかけてくる。

1泊2日の田舎時間。
心が半分しか追いつかないうちに、帰ってきてしまった。
残りの半分をもって、また上山に行かなくちゃ。

かな

28歳,女性,商社営業,東京都在住

ひさしぶりの上山。丸2日間も農作業は心配だったけど受入れ農家での宿泊も楽しみでした。築200年の家屋の存在感に圧倒され家のまえにひろがる景色に感動。1番感動したのはお水のおいしさ。まろやかですっきりしていてほんとにおいしい湧き水。甘露な味とはこういうお水をいうのかも。東京にかえってきてペットボトルのミネラルウォーターがまずくなるぐらいです。それに、4世代にわたる平吹さん家族の団らんがとても楽しそうで大家族っていいなぁとしみじみ。みんなで働いてにぎやかな食卓を囲んでとても素敵な休日でした。田舎に帰るってこんな感じなのかな?

筒井晶子

28歳,女性,メーカー勤務,東京都在住

□□
トマトは朱いし、トウキビは甘い。
ナスビの葉はベタベタしてるし、蝶は水を飲む。
サクランボの葉は桜の葉と似ているし、
ちゃんと身体を動かせば、大きなおにぎりも2つ食べられる。

「田舎時間=非日常の体験」
そんな勝手な思い込みを抱いて東京から新幹線に乗った。

だけど意外にも、
田舎時間で待っていたのは
子供時代には日常の中で
見たり感じたり知っていたはずのことの追体験だった。

10年近く東京で暮らすうちに
いつの間にか私の「日常」と「非日常」は
入れ替わってしまっていたらしい。

□□
長沼果樹園で
お手伝いをさせて頂いた「リンゴの徒長枝切り」。
慣れてくると、切るべき枝は
リンゴの木が教えてくれているような気分になった。

上手く言えないけれど、
田舎時間にときどき帰省をしていたら
子供と一緒に植物や動物と会話ができる
素敵な大人になれるんじゃないだろうか。

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