徒長枝切りしながらこれからの人生を考えた日 | ( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 ) |
実がまだ小さくて青いリンゴ畑が今日の場所です。 |
脚立にのって徒長枝(トチョウシ)を切っているところ。徒長枝とは、果樹の太い枝の上面から空に向かって伸びていく枝の事で、見ていて気分が良いほどまっすぐ上に向かって伸びていますが、実はつかず、栄養分を使っているだけなので、こうやって鋏で切ってリンゴに栄養分が十分いきわたるようにするわけです。 |
このミニトマトは僕の今まで食べたミニトマトベスト1です。 |
完熟プルーン。こういうのが食べられるっていうのはしあわせなことだと思う。 |
木になっている状態の桃の産毛は強力で、弱い人だと桃の木の下にたっただけで露出している肌がかゆくなるそうです。 |
畑から。 |
トラックの荷台に乗ると楽しいのはなんでだろう。 |
ランチはなんと蕎麦打ち! これは今回お世話になった長沼さんお手製の臼。 |
少しずつ水を加えて、 |
しっかりこねて、 |
ちぎれないように伸ばして、 |
きし麺にならないように細く切って、 |
食べる! |
3人前ぐらい蕎麦を頂いて、すっかり満腹になってフーフー言いながら畑に戻ると、 |
そこにはみずみずしいスイカが! |
もー一歩も動けません。 |
晩御飯の準備は畑の作物を収穫するところから。 |
これは蕎麦の芽。 |
今夜はバーベキュー。 |
今回もたくさんお世話になりました。ダブル井上さん。 |
本日の主役、ついさっき収穫したとうもろこし。あまりにも美味しくて驚くっていう体験をたくさんもちたいですね。やさしい甘い美味しさに一同思わずためいき。 |
とれたての野菜たっぷりのバーベキューにお腹いっぱいで動けなくなった頃、炊きっぱなしで忘れていた御飯を発見。忘れてたねー、という一言で終わると思いきや、「食べてケー。」という長沼さんのお母さんの一言にショック。でも食べてみてやっぱり美味しい! なんと田舎時間で何度もお世話になってる北澤正樹さんの田んぼで作った『燕米』でした。 北澤正樹さんのところの様子。→ 2004年5月,2004年3月,2003年7月,2003年3月 |
さすがに全部は食べられないので、明日のサイクリング用に、しそ巻き焼きおにぎりにしてもらいました。このシソもちょっと採ってくるー、と言って畑からとってきてもらいました。 |
出発! |
もうすぐ収穫の季節です。 |
謎の「有放公衆電話」。コインもカードも使いません。多分、農協関連の情報とか、天気予報とかを聞くと思うんだけど。 |
田んぼと畑の中をもりもり進む自転車。 |
ここからは歩き。 |
途中、小さな池があります。魚はいなそう。人工的な感じ。 |
ここはオススメ。山の音の中で、たくさんのトンボと蝶に会うことができます。 |
何か全然わからないと思うけど、見たことないような、大きくて、黒くて、背中がエメラルドグリーン、そうです、ちょうど一年前に泥部村で見た、あのミヤマカラスアゲハに間違いない。僕らを導くようにひらひら飛んでました。 |
山の中腹に突然威風堂々とした本堂が。 |
ここが今回の目的地「小穴不動尊」。行き方は、小穴地区(駅から南西の方向)に行ってから、畑にいる人に「小穴不動尊ってどこですかー?」と聞いて下さい。「不動様」と呼ばれてるみたい。弘法大師開基と伝えられています。美しい木製の菩薩像があると聞いていましたが、中は見れませんでした。 |
昨日のミニトマトを井戸水で。 |
アップダウンの激しいフルーツロードを通って萱滝方面へ。 |
「時の果実」到着。 |
絶品キャロットケーキ。 |
ラフランスアイスクリーム。 |
楢下の大黒屋にもちょっと寄りました。 |
ゆるやかな上りで小穴不動尊に行き、アップダウンの激しいフルーツロードを通って時の果実で休憩してから、楢下の大黒屋にもちょっと寄って、最終目的地の萱滝へ。この辺りになるとかなりへばってます。 |
降りる道なんてないので、どこから降りるかがちょっとわかりにくいんだけど、萱滝からこのポイントまで歩いて下ると10分もかからないぐらいの距離。この地図はマピオンから。実はこんな山奥の道でもかなり詳細。左の方角が古屋敷村。 |
ここからが本日のメインミッション「沢上り」。もともとは、去年の10月に、古屋敷の築200年の日本家屋のオーナー、花屋さん(70歳)に、「ここから萱滝までは歩いて登れる」と聞いたことがきっかけです。その時から沢登りするぞ!と思っていたのがついに実現しました。萱滝までの最後の橋から、藪をかきわけて川におります。 |
川の中をじゃぶじゃぶと。 |
花屋さんは、ここから登れば全然危なくないと言っていたのですが、山元のヌクイの大岩の先の滝までに比べれば低いものの、それでもサバイバル度はなかなかに高いです。ビーチサンダルだと危ない、というか滑って登れないところがあります。 |
ここが一番の難所でした。おへそぐらいの深さ。この写真を撮ってから、僕もじゃぶじゃぶ進んだのですが、うっかりポケットにデジカメを入れたまま進んでしまい、すぐに気付いて取り出したけど、冷たい山の水に浸かったカメラはうんともすんとも言いませんでした。東京に帰ってから修理に出したら「修理不能」という回答が... |
ここから先は参加者の携帯カメラで。これは私(貴山)。
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萱滝までかかった時間は40分ぐらい。新幹線の時間が心配なので急いだんだけど、小穴不動尊に寄らずに行けばゆっくり楽しめます。萱滝は深さ4mぐらいの大きい滝で、夏でもかなり冷たい。外観は→ 2004年4月,2003年10月,2003年4月
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