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日程間伐観音堂
下刈りして栗食べる( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 )

この日は曇りでした。さっそく山に出動。

すっかりススキの季節です。

こんな感じで鎌で下草を刈っていきます。植林した木に栄養分と日光がうまくいきわたるように、木が小さい時にはこうやって下草を刈っていくわけですね。

鎌の先。事前に研いで頂いてました。

プロは機械でガンガン刈ってました。

山元林業組合でお借りしたゴム靴。ゴム靴なんて履くのは雨の日の小学校以来ですが、この長靴は、①ゴムの強度が強い、②上についているゴムが雨雪や草木が靴の中に入るのを防いでくれる事に加えて、

なんと③スパイク付き!。作業をする斜面では、石があったり、太い枝の切り口が飛び出していたりと、スニーカーでは危ない事がよくわかりました。

かまきりの卵。

あざみ?

この人は開始15分ぐらいでもう休憩してました。

この人は黙々と刈ってました。

栗休憩。

山の斜面で皮をぽいぽい投げ捨てながら栗を食べるっていうのもよく考えるとしたことなくて楽しかったです。

栗を食べてる姿はまさに猿そのもの。
最初は味気ないんだけど、食べてる内に美味しくなってきて、10個ぐらいバクバク食べました。

栗で哲学する。

林道でござを広げてランチしてお昼寝( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 )

やっぱり山でランチといえばおにぎり。


いも煮。さといもとねぎと牛肉となめことまいたけ。4杯ぐらい頂きました。

菊の花。東京で菊の花というと、ちょこっとだけ食べる感じですが、こちらではもりもり食べます。

軽トラックのラジオから政見放送が流れていて、なんだかとても懐かしい感じがして、タイムスリップしたみたいでした。

もー食べれません。

枝打ちして間伐( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 )

トラックの荷台にのって出発。

こういう感じの杉林の中に入っていきました。


2メートル以上ある鎌を使って、太陽の光があたらならなくて枯れてしまった下の方にある枝を落としていきます。こうやって枝打ちしないと、枯れた枝の付け根が腐ったり、虫が入ったりして、付け根のところが黒くなってしまって商品価値が下がってしまうんだそうです。

こうやって鎌でゴリゴリ落とすと、

こうなります。

川下に立つと木屑が目に入ってきます。
本来ならもっと木が小さいときからやっておかなければいけないんだけれども、人手が足りなくて枝打ちするのがどうしても遅くなってしまう、とおっしゃってました。

いよいよ間伐。まずはプロが普通にバリバリとチェーンソーで切っていきます。

霧のように噴き出しているのは木屑。
腰が引けてます。

よくテレビでバリバリバリバーンと木を切り倒すシーンくを見たことがありますが、生で、しかも自分がやるとなると大大大興奮。


ガンガン切りました。


年輪。

「山を手入れする」というのは、こうやって、下刈りしたり、枝打ちしたり、間伐したりするわけですね。こうやって山の手入れをしないと、山の保水力も弱くなって、山崩れが起きたり、川の水量が減ったりするそうです。


山元の観音堂に寄ってから原木コマ打ち( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 )

山元地区にある観音堂。前にも書きましたが、上山市にはこういう、今でも地域の人から大切にされていて、なんというか、建物が生きているところがたくさんあります。


よく見ると可愛い錫杖を持ってますね。

何かの宗教を信じなきゃダメだとは全く思わないけど、こういう手作りの宗教施設が残っているところは、とても落ち着いた時間が流れてると思います。海外でも同じように感じます。



なんだかよくわからないけど、突然伽羅の木に登りだしました。


林業組合の事務所兼工場に戻って、原木へのコマ打ちです。

「原木へのコマ打ち」って何のことかと思ったら、まずこういう原木(たしかハンの木)にドリルで穴を開けます。

このドリル作業は結構しんどく、私は首が痛くなりました。

次に、ドリルで開けた穴に、この、なめこ菌がつまった「コマ」を、

Tクリックすると大きな画像が出てきます。とんかちでカンカン叩いて打ち込んで行きます。こうすると、原木の中にきのこの菌糸がいきわたって、1年後には美味しいきのこを収穫できるわけですね。どんな木でも良いというわけじゃなくて、くるみの木とか、いくつかの種類の木が使われます。
ちなみに、納豆を食べた日にこれをやると、全くきのこが生えてこないそうです。

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