ミッション「山菜摘み」:摘めなければ夕飯ナシ。 | ( 撮影:まゆ、かな、まりな; 画像加工・文章・編集: まりな ) |
農作業以外にも、四季を楽しめる活動をしたい --- かねてからの希望で、このほど、山菜摘み&調理を 企画しました。言うまでもなく、東京人が土地勘のない上山で山菜を見つけるのは簡単ではありません。 ミッションは達成できたのか。田舎時間チームの一日を追いました。 |
今日はまず小穴地区の波形山に登ります。 出発前からパワー全開の3人組。 「今日はたくさん山菜摘むぞー!」 |
道すがら、市役所の井上さんによる「食べられる野草教室」。 「これは茎の部分がちょっと甘酸っぱいよ」 「どれどれ。ちょっとお味見。」 「ん?」 |
山登りといっても、歩いていくのは地区の畑や田んぼの脇。 山の麓まで、サクランボなどの畑が広がっています。 |
山に入る前にお不動さんにお参り。 このお不動さん、昔は山の頂上にあったとか。 「お不動さん、山の恵みを少し分けてください」 |
波形山では頂上でお不動さんの後を見た後、一休み。 辺りの畑や田んぼ、荒廃した森がよく見渡せました。 そよそよ吹いてくる風が何とも心地よい。 でも、山には山菜が全然ない。このままだと夕飯ナシ…。 |
「さ、山を下りて山菜を探しに行かないと」
勾配のきつい波形山、登るより下りるほうが大変。 |
場所を変えて、今度は森の中へ。
目を凝らしてみると、お目当ての山菜がある、ある! |
タラの芽はこうやって摘む(というより切る)。 かなり丈があるので、庭木の剪定用バサミで切り落とす。
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山菜を一通り摘んで、小穴のお不動さんへ。 今日のお昼はここでいただきます。 |
吉田さんの奥様お手製のおにぎりとお漬物でランチを満喫。 野外でいただくと一層おいしい。久しぶりの遠足に爽快感を感じる。 |
森での収穫物。大きなタラの芽が たくさん採れました。
でも、12人分の夕飯にはならない。 「これで足りるかな…」 |
ここからは、調理実習と交流会。 |
山菜を調理するのも、今日の重要なイベント。 「おいしいのが作れるようにがんばりまーす」 |
今日の食材は、ウド、フキ、コゴミ、カスコゴミ、タラの芽、ヨモギ、 ヤマニンジンなど。左の画像をクリックして一つ一つ見てください。
ご協力くださった農家の皆さんが、収穫がなかったことを想定して、 「盛りだくさんで幸せです~~♪」 |
山菜調理の傍ら、蕎麦打ちもやりました。 セミプロの羽島さんに、蕎麦の作り方を伝授していただきます。 思ったよりも力仕事。 |
今日の献立は山菜のオンパレード。 山菜の天ぷら、フキの煮付け、山菜のおひたし、ごま和え、ディップなどなど。 打ちたてのお蕎麦と一緒にいただきました。 |
山菜もお蕎麦も、どれもおいしかった! 一度にこんなにたくさんの山菜をいただいたのは初めて。 おいしいお食事を囲むと、箸を動かす手も、口も忙しい。 |
話は尽きることなく、宴は延々と続く。 「本当に楽しかったです。また上山に来ます」 |