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日程燕米アゲハ続く
田舎時間を終えて,,,

田舎時間を共有する
北澤正樹

まだまだ20台の29歳,男性,農業(サクランボ、ホップ、米、干柿),山形県上山市在住

7月26日 田舎時間の参加者(4名)が我家にやって来ました。
新幹線に揺られ、無農薬の田んぼの草取りをやるために!
しかし、天気は小雨模様+風
あまり、嬉しくない天気だが早速作業開始!
まずは、田んぼの宿敵である田の雑草をみんなに教える。
これはホタルイ、これコナギ、これオモダカ、これアゼナ、これはヒエでこれは稲・・・・
名前は覚えられないと思うが、形で判ってもらえたと思ったので、いざ田んぼへ!!
みんなは、雨具に素足、腰に袋。
私は、雨具に長靴、腰に袋。
一応、プロという事で、皆さんに許しを得て、一人だけ長靴。
(長靴だけがプロ仕様です)
最初はやはりうまく歩けない様子だったが、田んぼを一往復くらいすると、コツを掴んだらしく、ドンドン進むようになり、あっという間に1枚の田んぼ(30a)が終ってしまいました。
そしてお昼。(大した物なかったけれど・・・)
昼食後(満腹後)、田んぼへ出発!
天気は相変わらず・・・
しかし、コツを掴んだ参加者達は、早い早い!
午後は60a草取りしましたよ!
絶対誰かシリモチつくと思ってたのに、みんなが無事!! 残念・・・

交流会は我家の作業場でバーベキュー!!
野菜は畑からみんなが直送!!もちろん新鮮そのもの。
ピーマン、なす、シシトウ、とうもろこし、たまねぎ等
お酒も入りみんな良い調子。(と言うより私がいい調子)
いろんな話が出て、みんなが自分の想いや考えを言葉にしたすごく楽しい交流会でした。
今度は、その想いや考えを形にした話が出来れば良いでしょうね。
次の田舎時間楽しみにしています。

p.s.
数日後に田んぼに行ってみると、雑草はまだあった・・・
ずーっと前から人間に見つからないように生きてきた雑草の力。
見つからないように、稲の蔭に隠れて生きていたようです。
これぞ、雑草の生きてきた力!
参りました。

今月の14日頃から、みなさんが草取りをした田んぼの稲が出穂(しゅっすい)し始めました。
今年の夏は寒くて影響があると思いますが、見る限り元気そうです。
出穂の姿を見ると、心から嬉しくなってきます。

尾形俊幸

37歳,男性,地方公務員(上山市役所 農林課勤務),山形県上山市在住

実に20年ぶりの田んぼの草取り。(確か記憶では高2のとき以来)
当日、天候は雨。おかげで涼しくてしのぎやすい。
田んぼに入る。20年前とは比較にならないほど肉のついてしまった体のおかげで思うように前に進めず、それどころかバランスを崩し稲を倒してしまいそうな勢い。われながら昔の軽快な動きと比較し思わず笑ってしまいました。黙々と田んぼを進む。腰につけた草を入れるビニール袋がいっぱいになって重い。でもなぜか楽しい。つらいと感じない。それは、ひとりじゃないということだと思う。(もちろん毎日じゃないというのも大きいんですけど・・・)同じ三反歩(3,000㎡)の田んぼに6人もいる。この事実が重要なことだと思うんです。みんなでやるということが・・・
昔はみんな協同で作業をやっていた。同じ時間を多く共有していたと思うんです。もしかしたら「田舎時間」が東京で働く人たちに受け入れられている要因の1つもそこにあるんじゃないかなぁ?なんて感じているところです。田舎の良さは、良くも悪くも人とのつながりが濃いというところにあると思います。「田舎時間」というひとつの試みが何かしらの実を結ぶことができたらすごいことだなぁと思います。ですからまた、上山に来てください。そしていろいろなつながりを創っていきましょう!またお会いできることを楽しみにしています。

食いしん坊の地元の栄養士

29歳,女性,地方公務員,山形県上山市在住

ひょんなことからこの田舎時間に参加するようになって今回で3回目の参加です。普段は地元(私が生まれ育った町ではないのですが)で行政栄養士として保健部署で働いています。初めは地元名産の紅つるし柿づくりに触れたくて地元からの飛び入り参加でした。地元で作るものを地元の人がどうやって食べているのか?という職業的な(笑)関心もあり参加していたような気がします。ところが、参加する度に興味を引くものが広がっていきます。「食」「農」「町」「人」「仕事」「伝承」…農作業の合間の会話、夜の交流会の中での会話の中で、きらきら光る言葉に出会います。
田舎時間は私にとって、地元の農家の方、田舎時間に参加される多種多様な年齢・職業の方との交流を通して、上山を再発見し、自分を再発見する良い機会となっています。身近な場所なのに知らないことが、次々と出てくる田舎時間が生み出す空間と時間に、いつも「やられた…」と思います。どうぞ、この不思議な時間を体感しにいらっしゃいませんか?

田舎時間を思い出す
かな

27歳,女性,商社企画,東京都在住

2回目の訪れとなった夏の上山。たんぼの草取りなんてできるかなって心配だったけど、素足ではいるたんぼの感触にうっとり。有機農法での生き物の多さにびっくりし、つばめの低空飛行にまたびっくり。つばめもおいしいえさがいっぱいのたんぼはわかるらしい。稲の緑のみずみずしさもかえるのつやつや感もあたらしい発見です。たった1日で筋肉痛のわたしはお米をつくることはできないけれど、毎日食べるごはんをもーっっと大切にいただかなくては。。。とおもう2日間でした。

五艘みどり

28歳,女性,会社員,東京都在住

初日は田んぼの雑草取り。イネとヒエの違いって難しい!一面きれいな田んぼ、と思いきや、雑草って沢山生えているんですね。北澤さんの田んぼは有機なので、浮き草が沢山あって水面が緑色をしていてとてもきれいでした。有機だと田んぼに沢山のえさがあるので、つばめがいっぱい飛んできて、驚きました。田んぼに入るのは生まれて初めて。貴重な経験でした。
翌日行った滝も良かったですね。水かさが増して泳いだりはできなかったけど、市役所の井上さんも一緒になって遊んでくれました。北澤さんの所にお世話になるのは今回2回目ですが、是非今度は収穫の時期にでもお邪魔できたら嬉しいと思っています!

真由子

女性,東京都在住

これほどカラフルで鮮やかに思える一日一日を過ごしたのは久しぶりな気がします。稲の管理作業を始め、普段と変わらぬ地元の方のお料理、農家の方々との会話を大自然に包まれながらすごした時間は何とも心地良いもので、同時に普段我々都会での生活、自分自身のライフスタイルやルーツを自然に見つめさせてくれました。稲が育つ田んぼに素足を突っ込んで歩くあの感触が今でもまだ残っている気がして、目をつぶると、我々を囲む山々と計り知れない空の存在と、腰がヨロめく我々を元気付けてくれたツバメ達の存在が鮮明に浮かびます。金と足さえあれば個人で国内どこにでも行くことが容易な時代ですが、地元の"普段普通”のことを体験できるのは、改めて貴重な経験だったことを今になって思い知らされた気がします。いろんな形の旅行をしたいですが、知らない人同士が集まって、こんな時間がすごせるのも「田舎時間」の一つの素晴らしさだと実感しました。ちなみに私は一人で参加しました。最初は指示されるままスケジュール通り動くことで必死でしたが、一人一人がどんな形で触れ合い、何をどう受け止め感じてもいい自然な思い入れがあるプログラムだと気づいたので、自分なりの楽しみ方が出来たと思ってます。でも、このプログラムを立ち上げている貴山さん、及び上山在住の人々の努力と優しさがあってこそ成り立っていると思っています。素晴らしい場を提供してくださったことをこの場を借りて再度お礼を申し上げます。又是非参加させていただきたいと思っております。

日程燕米アゲハ続く
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