枝拾い |
吹雪の中で枝拾いの日 | ( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 ) |
この日は寒いし吹雪いていて、予定していたラフランス畑での枝拾いができませんでした。畑の見学です。 |
剪定の仕方を説明する須田さん。 果樹栽培では、「剪定」が拡大生産のボトルネックになっています。果実に十分な栄養が行き届くために、不要な枝や芽を摘んでいくわけですが、この作業の重要性・難易度がとても高く、レベルを一定以上に保つためには、剪定できる人材を増やさない限り、栽培量を増やせない、との事。 |
これは花芽。花芽、葉芽を、必要かどうか判断しながら剪定していきます。 |
「枝拾い」とは、「剪定」した枝を拾い集める作業で、とっても地味で単純ですが、これも立派な農作業です。でも、こんな雪に埋もれてしまっては「枝拾い」というより「枝探し」。 |
台風が来たときに枝が折れないように、こうやって結ぶ作業もあります。これも手作業。 |
前々から畑の上の方につけている黒い布切れは何が目的なんだろうと疑問でした。カラスの死骸をイメージしていて、鳥よけだそうです。 |
さくらんぼの木も見せてくれました。もちろんこちらも剪定作業があります。 |
さくらんぼは葉芽の中に花芽があって、判断するのが難しい。 |
マメコバチの巣。春にはさくらんぼの受粉を手伝ってくれます。 |
自家製ラフランスコンポート頂きました。なんとも上品な味わい。 |
須田さんが作っているお米を原料にした日本酒「羽州街道」。 |
自分が丹精こめて作った米でできたお酒を飲むなんて、クールな人生ですね。 |
須田さんのお宅でお昼を頂きました。左から、さっき掘り出したシャブシャブ用(!)大根、最近人気の「水菜」のサラダ、おみ漬け。 |
外は雪が降って作業ができないので自家製ジャムの袋詰め作業をしました。まずはラベル貼り |
飾り用の紙を切る。 |
実はこれが一番難しい。リボン結び。 |
これで完成です。売り物ではなく、プレゼント用だそうです。 |
やっぱりせっかく来たのに作業なしというのも残念なので、雪の中でも剪定作業をする須田さんについていって、1時間だけラフランス畑での枝拾い作業に出発です。 |
須田さんのところでは、大きい枝や曲がった枝は、集める時に面倒なので、自動鋏で切っていきます。 バッテリーを腰に巻いて(結構重い)、 |
これでジョキジョキと切っていきます。指も簡単に切れてしまいそう。 |
雪の中で「枝拾い」をしたのは上山でも我々だけなんじゃないかと思います。 |
作業の後は下大湯で。 |
ここから下は北澤さん班と合流後の写真です。 |
市役所の井上さん、今回受け入れて下さった北澤さんを交えて、繁華街にあるお蕎麦屋さん「味津肥慮(みつひろ)」で夕食。美味しいお蕎麦でした。 |
夕食の後は蕎麦屋さんの目の前にある足湯で一服。
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足湯とは名前の通り、足だけ湯につかる温泉の事。上山の繁華街に7箇所ぐらいあります。 |
この日はどういう加減か、時折スーパー熱いお湯が追加されて、その度に足をあげないと耐えられません。 |
一番右が田舎時間代表の貴山です。
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左の人が田舎時間受入3回目の北澤さんです。 |
宿に戻って、北澤さん班が聞いた「固くなってしまった干柿は、お茶につけて戻す」というのを実践してみました。 すごくまずそう... |
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