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田舎時間を終えて,,,

田舎時間を思い出す
真野秀太

27歳,男性,総研勤務(地球温暖化問題調査に従事),東京都在住

今回はなんといっても、念願だった田植えを体験出来たことが本当に嬉しかった。
田植えといっても実際にはもう30年程前から手作業での田植えから田植え機での田植えに変わっていて、手作業はほとんど行われていませんので、あくまで僕らの体験のために北澤さんのお母さんがご厚意で特別に手作業でやらせてくれました。それは田植え機で植えきらなかった部分に手作業で苗を植えていく作業です。
「ドロドロ」「ズボズボ」…擬態語では表現できない、実際に入ってみなければ分からない感触です。本当に気持ちいいの一言に尽きます。無農薬なので、田んぼには蛙やら、アメンボやら、ヒルやらが沢山います。所々植わりきっていない部分に植えるだけでも、中腰の姿勢とドロドロの吸い付くような足元は体力を消耗させます。昔は全て手作業でやっていたと思うと頭が下がります。
今回田植えはあくまで「ご褒美」で、北澤さんの作業の足しにはなりません。1日目の午後途中までと2日目に少しだけやった「苗箱洗い」が作業のメインでしたが、この単純作業も慣れるまでに時間がかかり、1日や2日では受入先の農家の方のお手伝いになるまでにはなかなかならないな、というのが実感です。受け入れて頂くからには、僕らのお陰で少しは楽になったと思って頂ければ嬉しいのですが、それにはまだまだですね。
5月下旬の今回は田植えのお手伝いが出来ました。次は7月の雑草取り。そして、9月の稲刈り、脱穀のお手伝いが出来ればいいな。

ノゾミ

31歳,女性,会社員,東京都在住

お米といえば日本の主食。
でも、最も身近な食べ物であるはずのお米について、私自身きちんとした知識や実体験はほとんどなく、生長から消費まで、お米の一生にはたくさんの人の力や知恵、気持ちや願いが込められているということを意識する機会もあまりありません。

今回の「田舎時間」では、主に苗箱を洗う作業をお手伝いしました。コツをつかむまではやたらと時間がかかり、結局中途半端なままで終わってしまいましたが、蛍光灯ではなく太陽の下で、電話やキーボードの音ではなく水音の中で身体を動かすというのはとても新鮮でした。
そして、北澤さんのご厚意で生まれて初めての田植えにも挑戦。田んぼの水は、温かい・ぬるい・冷たい・生温かい・生ぬるい・・・どの形容もぴたりとあてはまらない温度。足を踏み入れると、沈んでいくと同時にしっかりととらえられるような、なんとも表現しがたい感触。こわごわと植えた苗も、安定しているようなぐらぐらしているような。見るだけ、想像するだけではわからなかった新しい発見の連続でした。私たちが植えた部分だけ生長具合が悪い、なんてことにならないように祈っています。

そのほかに印象的だったのは、お母さんや奥さんが用意してくださったおやつを食べながら、小さなお子さんも一緒になって和やかにひと休みしていた皆さんの様子。水田に入って田植えをするのは男性が中心ですが、それぞれがそれぞれの役割をもっているんだなあと感じました。
そして、農薬使用の有無による畦道の色の違い。農薬を使わない水田の脇の畦道は草の色が緑なのに対し、農薬を使ったほうは茶色く枯れている。無農薬農法や無農薬作物に対して特に思い入れやこだわりがない私としても、この明らかな違いにはやはりショックを受けました。

初参加、そして日頃の運動不足ならぬ運動皆無と、内心に不安材料を抱えて臨んだ今回の田舎時間。普段は決して体験できないことを経験できて、とても思い出深い時間となりました。
わずか2日間でしたが、近いようで実は遠い存在だったお米に今までよりもほんのすこし近くから触れることができたように思っています。
お会いした皆さん、お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

中山誠基

30歳,男性,販売 人事,東京都在住

約束。「田舎時間で田んぼに入りましょう!」
家族。「ただいま。」「はじめまして。」
言葉。「どうぞ。」「ありがとう。」
水音。「心地よい冷たさ。癒される。」
土泥。「こりゃもう、エステ。」
生物。「かえる。おたまじゃくし。あめん坊。毛虫。ヒル。みみず。からす。鶏。犬。」
体験。「そこはプリン状。」
食味。「レモンバーム。うどの芽。大葉。アスパラ。たまご。そば。そばがき。」
身体。「焼けた。痛い、でもどことなく心地よい筋肉痛。」
温泉。「足湯。80円大衆浴場」
限度。「稲作は一生で60回しかできない。」
約束。「7月草取り。9月の収穫。また来ます。」

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