皮剥 |
ハウスの中で皮はぎしてランチ | ( 撮影・画像加工・文章・編集:貴山敬 ) |
軽トラックで出発。 |
これが葡萄畑のハウスの中。サウナみたいにムンムンしてました。 |
古い皮がついたままになっています。樹齢はだいたい15歳ぐらい。この古皮に、ダニとか細菌が住みついているので、ほおっておくと、暖かくなってきたときに病気が発生して葡萄がやられるわけです。農薬をまけば問題ないんだけど、今回受け入れてくださった里見さん宅では、できるだけ農薬の使用量を抑えるために、この古皮を手で落とす、という作業を毎年この時期に行っています。 |
こうやってボリボリ、 |
ボリボリやると、 |
こういう古皮がおちてきて、 |
こんな綺麗な姿になります。アカスリしてあげてる感じ。 |
ハウスの外はまだ雪化粧。 |
里見さんのご自宅に戻って、昼食を一緒に頂きました。彼が食べているのはビール漬のタクアン。 山形に来るようになってから気づくようになったけど、東京で食べる食事は何か違う味がして、多分、添加物とか保存料の味がするんだと思います。 |
これは楢下のときにも頂きましたね。名前忘れました。確か木の実。これ僕大好きです。 |
鯉の煮物。 |
これはスゴイ。あけびの皮を干したものの煮つけ。 大人の味。お子様は無理ですね。 |
白菜の漬物。なんていうのかな、素朴な味とかじゃなくて、ただただ美味しい。 |
もはや葡萄ジュースとは言えません。ノンアルコールフルボディ赤ワインといった趣き。 葡萄研究会の代表も務める里見さんは、ここまで到達するのに20年かかったそうです。完熟山ぶどう使用。 |
皮剥 |